まずは下地の壁紙をチェック
当ページでご紹介するのは、
「ビニール壁紙(塩ビクロス)」
の上から貼る方法です。
※一般的な住宅の、白い壁紙の90%
以上がビニール壁紙です。
※「汚れ防止」「抗菌」「撥水」などの加工が施されている「機能性壁紙」の上から貼ると、剥がれてくることがございます。事前に壁紙の種類をご確認ください。
簡易的な確認方法として、マスキングテープを貼った際、しっかり付いたらOK。しっかり付かずに落ちてしまう場合は、機能性壁紙の可能性があります。
(あくまでも目安ですので、詳しくはメーカーにお確かめください。)
▼ 貼り方を動画で見る ▼
必要な道具
道具はホームセンターなどで揃います。
糊は当店の壁紙用のりがおすすめです。
下準備
スイッチプレートやフック、カーテンレールなど
外せる物は外しておきます。
1. スイッチやコンセントのカバープレートは手で外すことができます。 |
2. ドライバーでネジを回して、受け側のプレートを取り外します。 |
3. コンセントにはマスキングテープなどを貼って、糊が入らないようにカバーしておきます。 |
壁面を綺麗にして、床面を汚さないようにカバー。
1. 埃や汚れがあると付きが悪くなります。拭き掃除などで綺麗にして下さい。 |
2. 糊が付かないように、床面をカバーするには「マスカー」が便利です。まずは端に沿って貼り付けます。 |
3. シート部分を広げて、マスキングテープ等で固定します。 |
糊を作る
今回はビニール壁紙の上から貼って剥がせる糊を使います。
1. バケットの中に、必要な分量の糊を作ります。目安として輸入壁紙を1本貼るのに、1.4リットルの水に70gの粉糊を溶かします。 |
2. ダマにならないように、粉を入れながら泡立て器でよく混ぜてください。 |
3. 2~3分よくかき混ぜ、ダマが少なくなり全体がもったりしてきたら完成です。 |
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Point. 糊を作るのに泡立て器を使いたくない場合は、バケットに付けるネットでかき混ぜるのも手です。(泡立て器の方がダマになりにくいです。) |
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フリース壁紙を貼る
今回はビニール壁紙の上から貼って剥がせる糊を使います。
1. バケットにネットを取付けたら、ローラーを糊にドボンと付けます。 |
2. その後ネットの上で数回転がし、ポタポタ落ちない程度に糊を落とします。程よくローラー全体に糊を含ませてください。 |
3. ローラーで端から壁紙の幅より少し広く、糊をたっぷり塗っていきます。
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4. 目安としては、指でなぞって跡が付くくらい、たっぷりです。 |
5. 細かい部分には刷毛を使います。ローラーが入らない角や端を入念に。
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6. 壁紙のロールを床に置き、脚立に乗りながら天井までスルスルと広げます。(※壁紙によっては、柄の向きが逆になる場合があります。) |
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7. サイドは壁面に沿ってぴったり貼り、上は5cm程度の切りしろを作って貼り付けます。
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8. だいたい全体を貼り付けたら下も5cm程余分を取り、ハサミでカット。 |
9. なでバケで全体の空気を抜き、綺麗に圧着していきます。
※なでる時は縦方向に。
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10. 竹べらのカーブした部分を当てて角をなぞり、余分に折り目をつけます。地味ですが、綺麗にカットするための大事な作業なのでしっかり行います。 |
11. 地ベラ(カッターガイド)を角にしっかり押し付けて、カッターで余分をカット。天井を切るイメージです。
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12. 下も同様にカットしていきます。床を切るイメージで行ってください。 |
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Point 1. 余分をカットし始めたら、カッターの刃は離さない事。スライドしながら、最後までカットしきって下さい。
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Point 2. 上はよくある間違った切り方です。これでは地ベラの刃の厚み分、隙間が空いてしまいます。下のように、地ベラを当てた外側にカッターを添えて切ります。 |
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2枚目以降を貼る。
1. 同様にのりを壁に塗り、2枚目を貼っていきます。
柄がある場合は、柄を合わせて貼ってください。
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2. のりをたっぷり塗ることで、壁に貼り付けてからズルっと動かすことができます。 |
3. 上下の余分をカットしたら、1枚目と2枚目のつなぎ目にジョイントローラーを転がして、しっかりと圧着していきます。
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最後の1枚を貼る。
1. のりを塗る→貼るを繰り返し、最後の1枚まできました。
今までと同様、糊を塗って貼りこみます。
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2. 横の余分が大きい場合は、5~10cm程余るところでハサミでカットしておきます。 |
3. 竹べらでサイドの余分に折り目を付けます。
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4. サイド余分を折りたたんだま
ま、上下の余分にも折り目を付けます。 |
5. 角は2枚重ねのまま、地ベラを当てて上の余分をカット。
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6. 下も同様にカット。 |
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7. 側面の余分をカット。なでバケで全体の空気を抜き、ローラーで継ぎ目を圧着します。
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8. 天井や床に糊が付いていたら、軽く絞ったスポンジで拭き取ってください。
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コンセントなど障害物のよけ方
1. 上から壁紙を貼り付けて、 |
2. 壁紙の上から触り、手でコンセントの位置を探り当てます。
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3. カッターでコンセントの角から「×」のように切り込みを入れます。 |
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4. コンセントを傷つけないように、壁紙を浮かせながら切ってください。
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5. 切り込みを開いて、銀色のプレートに沿って竹ベラで折り目を付けます。 |
6. 地ベラを当てて余分をカット。
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7. プレートを戻して完成です。 |
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壁紙を「貼って剥がせる」のは、以下の条件です。
フリース壁紙をはがす
1. 端や継ぎ目から、手でゆっくりとはがしていきます。 |
2. 下地を傷つけないように、ゆっくり剥がしてください。
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3. 剥がしにくい場合は、裏に霧吹きで水をかけ、糊を溶かしながらめくると剥がしやすくなります。 |
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4. 剥がした後、下地の壁にはまだ糊が残っているので、水を含ませたスポンジやタオルで糊を溶かしながらふき取ります。
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▲フリース壁紙&専用のりはこちら











1. スイッチやコンセントのカバープレートは手で外すことができます。
2. ドライバーでネジを回して、受け側のプレートを取り外します。
3. コンセントにはマスキングテープなどを貼って、糊が入らないようにカバーしておきます。
1. 埃や汚れがあると付きが悪くなります。拭き掃除などで綺麗にして下さい。
2. 糊が付かないように、床面をカバーするには「マスカー」が便利です。まずは端に沿って貼り付けます。
3. シート部分を広げて、マスキングテープ等で固定します。
1. バケットの中に、必要な分量の糊を作ります。目安として輸入壁紙を1本貼るのに、1.4リットルの水に70gの粉糊を溶かします。
2. ダマにならないように、粉を入れながら泡立て器でよく混ぜてください。
3. 2~3分よくかき混ぜ、ダマが少なくなり全体がもったりしてきたら完成です。
Point. 糊を作るのに泡立て器を使いたくない場合は、バケットに付けるネットでかき混ぜるのも手です。(泡立て器の方がダマになりにくいです。)
1. バケットにネットを取付けたら、ローラーを糊にドボンと付けます。
2. その後ネットの上で数回転がし、ポタポタ落ちない程度に糊を落とします。程よくローラー全体に糊を含ませてください。
3. ローラーで端から壁紙の幅より少し広く、糊を
4. 目安としては、
5. 細かい部分には刷毛を使います。ローラーが入らない角や端を入念に。
6. 壁紙のロールを床に置き、脚立に乗りながら天井までスルスルと広げます。(※壁紙によっては、柄の向きが逆になる場合があります。)
7. サイドは壁面に沿ってぴったり貼り、上は5cm程度の切りしろを作って貼り付けます。
8. だいたい全体を貼り付けたら下も5cm程余分を取り、ハサミでカット。
9. なでバケで全体の空気を抜き、綺麗に圧着していきます。
※なでる時は縦方向に。
10. 竹べらの
11. 地ベラ(カッターガイド)を角にしっかり押し付けて、カッターで余分をカット。天井を切るイメージです。
12. 下も同様にカットしていきます。床を切るイメージで行ってください。
Point 1. 余分をカットし始めたら、カッターの刃は離さない事。スライドしながら、最後までカットしきって下さい。
Point 2. 上はよくある間違った切り方です。これでは地ベラの刃の厚み分、隙間が空いてしまいます。下のように、地ベラを当てた
1. 同様にのりを壁に塗り、2枚目を貼っていきます。
柄がある場合は、柄を合わせて貼ってください。
2. のりをたっぷり塗ることで、壁に貼り付けてからズルっと動かすことができます。
3. 上下の余分をカットしたら、1枚目と2枚目のつなぎ目にジョイントローラーを転がして、しっかりと圧着していきます。
1. のりを塗る→貼るを繰り返し、最後の1枚まできました。
今までと同様、糊を塗って貼りこみます。
2. 横の余分が大きい場合は、5~10cm程余るところでハサミでカットしておきます。
3. 竹べらでサイドの余分に折り目を付けます。
4. サイド余分を折りたたんだま
ま、上下の余分にも折り目を付けます。
5. 角は2枚重ねのまま、地ベラを当てて上の余分をカット。
6. 下も同様にカット。
7. 側面の余分をカット。なでバケで全体の空気を抜き、ローラーで継ぎ目を圧着します。
8. 天井や床に糊が付いていたら、軽く絞ったスポンジで拭き取ってください。
1. 上から壁紙を貼り付けて、
2. 壁紙の上から触り、手でコンセントの位置を探り当てます。
3. カッターでコンセントの角から「×」のように切り込みを入れます。
4. コンセントを傷つけないように、壁紙を浮かせながら切ってください。
5. 切り込みを開いて、銀色のプレートに沿って竹ベラで折り目を付けます。
6. 地ベラを当てて余分をカット。
7. プレートを戻して完成です。
1. 端や継ぎ目から、手でゆっくりとはがしていきます。
2. 下地を傷つけないように、
3. 剥がしにくい場合は、裏に霧吹きで水をかけ、糊を溶かしながらめくると剥がしやすくなります。
4. 剥がした後、下地の壁にはまだ糊が残っているので、水を含ませたスポンジやタオルで糊を溶かしながらふき取ります。





